自動車整備工場って何をするところ?ディーラーとの違いや認証工場と指定工場についてもプロが詳しく解説!

自動車整備工場について解説する記事のアイキャッチです

こんにちは、オトロンプラス編集部です。

車が故障してしまったら「自動車整備工場」に修理を依頼することになります。しかし、実際の所「自動車整備工場」は何をするところなのか、詳細を知らない人は多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自動車整備工場について詳しく解説します。ディーラーの整備との違いや整備工場の種類など、詳しく深堀りしていくのでぜひ最後までチェックしてください。

この記事でわかること
・自動車整備工場について
・自動車整備工場とディーラーの違い
・中古車販売店には整備工場がない?

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目次

自動車整備工場とは?

まずは、「自動車整備工場」の基礎知識から解説します。何をするところなのかや、ディーラーとの違いを確認しましょう。

自動車整備工場について

自動車整備工場は自動車整備をするところで、「自動車分解整備事業」に該当します。自動車分解整備事業は、地方運輸局長の認証が必要で、エンジンなどを取り外す専門的な修理を行えます。自動車整備工場では特定のメーカーに限らず、幅広い車種の修理や点検、車検、整備を行えるのが特徴です。

自動車整備工場の中には、車検に対応してくれる所や修理だけを専門にしている所、板金塗装を得意としている所など工場によって対応範囲がさまざまです。特に、内部の整備や修理が必要かどうかなどの診断や専門的な知識・技術が必須の作業は自動車整備工場でしか受けられません

自動車整備工場とディーラーの違い

事故や故障により車の修理や部品交換が必要な場合は、ディーラーか自動車整備工場に修理を依頼するのが一般的です。それぞれには修理費用を含め、品質や所要時間などに大きな違いがあります。

まず、ディーラーに修理を依頼する場合ですが、基本的には購入した車の生産時に使用したものと同じ純正パーツを使用します。中古部品などは使用しないので、修理を安心して任せられます。しかし、部品交換にかかる費用が割高になるのがデメリットです。

一方で、自動車整備工場に修理を依頼する場合は、ディーラーと比較して修理費用を抑えられます。費用が抑えられる理由には「仲介手数料がかからない」「修理を優先するので部品交換費用がかかりにくい」「再生部品も使用する」などが挙げられます。

自動車整備工場は主に三種類ある

自動車整備工場は主に三種類あり、「認証工場」「指定工場」「その他」に分類されます。上記三種類の工場にはどのような違いがあるのかを、以下で詳しく解説します。

認証工場

認証工場は名前の通り、地方運輸局から自動車分解整備事業の認証を受けた工場です。設備や技術力はもちろん、管理組織が優良であることが認証の基準となっています。この「認証」の制度は整備技術の向上を図って作られました。認証工場では分解を伴う修理が可能で、全国に9万強ほど存在しています。

地方運輸局から認証を受けていない工場で分解修理や特定の整備を行った場合は、違法になります。認証工場かどうかは標識の色で見分けることが可能です。認証工場であれば、見やすい箇所に「黄色」の標識が掲げてあります。

しかし、認証工場には車検の検査ラインはありません。そのため、車検に通りやすいように車を整備してもらうことは可能ですが、車検の完成検査は別の車検場で行う必要があります。

指定工場

指定工場は認証工場の中で、設備や技術、組織管理などについて一定の基準を満たした工場が地方運輸局から指定されます。指定工場では、認証工場の作業範囲に加えて車検の完成検査まで行えるのが特徴です。そのため、指定工場は「民間車検場」とも言われています。

認証工場よりも認可の基準がかなり高いので、工場の設備や規模、整備士資格保有者の人数などさまざまな条件を満たした工場のみが申請をできます。また、指定工場の標識の色は「青色」です。

その他の工場は?

指定工場と認証工場について詳しく解説しましたが、実際のところ認証も指定もない自動車整備工場が存在します。しかし、なんの認証も受けていない工場で分解修理や特定の整備を行うと、違法整備扱いになるため注意が必要です。

整備工場を選ぶ際は、掲げてある標識を必ず確認しましょう。安心安全に車の整備や点検を行うためにも、認証または指定と認められている整備工場を選んでください。

自動車整備工場での主な作業内容

自動車整備工場での主な作業内容には、大きく分類すると「点検整備」「分解整備」「板金塗装」があります。それぞれの工程で、どのような作業が行われているのか、詳しく見ていきましょう。

点検整備

すべての車を保有している人は、車検や日常点検、12ヶ月点検などを状況に応じて行う義務があります。なぜなら、車を安全に使用するために適切に保守管理しなければならないからです。そのサポートをするのが自動車整備士の仕事であり、車を安全に使用できるように点検整備で一つ一つ確認します

点検整備では、ハンドルやブレーキの点検、ブレーキディスクなどの摩耗や劣化の点検、サスペンションやドライブシャフトの緩みの点検、各種オイルやフィルタ汚れなどの点検などを主に行います。

分解整備

車の故障時に限らず点検整備の際に不良箇所があった場合、さまざまなパーツを車から取り外して修理や点検を行う必要があります。このように、車両を分解して修理やメンテナンスを行うことを分解整備と言います。車両内部の状態をより詳しく確認でき、必要な修理や部品の交換を行えるので、車両の性能を向上させることが可能です。

この分解整備では、整備士の豊富な知識や高度な技術が求められます。分解整備の主な内容としては、エンジンやドライブシャフトなどの動力伝達装置、走行装置・操縦装置・制動装置などの取り外し作業などが行われます。

板金塗装

板金(ばんきん)塗装には、車体のキズや事故などの衝撃によるヘコミを直す作業と車体の塗装作業が含まれます。板金は金属板を薄く打ちのばしたりする加工作業を意味しますが、車の整備においては変形してしまった車体を修理して綺麗に蘇らせる技術を指すのが一般的です。

板金塗装の作業内容としては、車体の骨格にあたる部分を修理する「フレーム修正」や、変形の激しい箇所の部品を取り換える「取り換え」、車体の外側についているパネルを修理する「外板板金」などが行われます。

中古車販売店は整備工場が併設されていない場合がある

ディーラーで新車を購入した場合は、修理が必要になってもディーラーに依頼をすればすぐに修理を開始できます。一方で、中古車の場合は中古車販売店で購入しますが、その際は注意が必要です。なぜなら、中古車販売店の中には整備工場が付属していない店舗が多く存在し、自分で点検修理先を探さなければならない場合があるからです。ほとんどの場合は下請けの整備工場と連携しているため問題ありませんが、購入した販売店によって異なります。

また、自分で整備工場を探す際に一番ネックになるのが、認証工場か指定工場であるかなどを自分で確認して見極めなければならないことです。不安な方は、初めから中古車販売店に認証工場が併設されている販売店を選べば、自分で整備工場を探す手間が省けます

中古車販売を専門とするオトロンでも、自社で認証工場を保有しており、中古車を購入した後も専門的で安全なサービスを受けられます。

認証工場保有で中古車品質にこだわるオトロン

中古車は品質に不安があるとよく耳にしますが、販売店によって車の品質や購入後のサポート内容が大きく変わります。きちんと品質管理を行っていない中古車販売店で購入すると、すぐに車が壊れてしまい修理費がどんどんかさむといったケースも少なくありません。

中古車を検討している方におすすめなのがオトロンの自社ローンです。

オトロンの自社ローンは審査通過率95%

自社ローン専門店のオトロンは、審査通過率が95%という自社ローン業界の中でも高水準を保持しています。

オトロンの審査では、現在の状況で返済能力があるかを総合的に判断します。そのため、銀行ローンやディーラーローンのように「350万円以上の年収」「雇用形態」「勤続年数」「過去の金融情報」といった項目は重視しません。

オトロンでは、過去に自己破産やブラックリストだった人でも審査に通過した事例が数多くあります。「審査が甘い」というよりは、一人一人に寄り添った丁寧なカウンセリングを心掛けています。自社ローンや審査に不安がある人は、まずはお気軽にご相談ください。

こだわりの中古車品質

オトロンでは、品質管理を徹底して行っています。そのため、水没や事故による「修復歴ありの車両」の販売は行っていません。走行において重要なエンジンや足廻り、シートやナビなどの内装、キズやへこみなど、あらゆる項目において不具合がないか検査・点検を常に行っています。

また、これらの点検作業は国家資格を保有した経験豊富な整備士によって徹底管理されています。オトロンは国から認められた認証整備工場を多数保有しているので、万が一の故障に関してはより迅速な対応が可能です。オトロンでは幅広い車種を取り扱っていますが、車の在庫は全店舗で共有しているので常時500台の在庫があります。

充実したアフターフォロー

オトロンでは、手厚い保証サービスで納車後も快適なカーライフをお届けしています。車に不具合があった場合は、充実した無料の保証サービスで対応いたします。

対象項目はエンジン、ブレーキ関係、ステアリング機構などです。保証期間は3カ月または走行距離が3000kmとなっており、車をベストな状態に維持するためのエンジンオイルは、納車後2年間で8回まで無料で交換可能です。(※一部販売車両で保証をお付けできないケースがございます。)

納車後に万が一車が故障してしまった際は、お気軽にご相談下さい。

整備点検のことも考えて販売店を選ぼう!

本記事では、自動車整備工場の種類や内容について詳しく解説しました。

自動車整備工場にはランクがあり、認証を受けた基準によって作業範囲が決められています。新車の場合はディーラーで修理をすることもできますが、中古車の場合は整備工場が併設された販売店を選ばないと、自分で自動車整備工場を探さなくてはいけないケースもあります。

整備工場併設の中古車販売店は自社ローン専門店のオトロンがおすすめです。オトロンでは中古車をメインに扱っていますが、自社で認証工場を保有しています。修理の際はすぐに依頼できるので、納車後も安心してサービスを受けられます。オトロンでは無料の仮審査も行っているので、ご不明点などは仮審査の際にお気軽にお申し付けください。

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