車のローンは掛け持ちできる？複数台組む方法や住宅ローンへの影響を解説

複数台の車の購入を検討している方は、完済していないローンに加えて新たにローンを組めるのか、気になるポイントですよね。

車は通勤や買い物、送迎など使用する人によって用途がさまざまです。車の2台持ちはメリットも数多くあり、一家族で2台の車を所有することは珍しくありません。しかし、車の購入は決して安くはないので、複数台所有する場合はローンを組んだ方が家計の負担が少なくなると考える方も多いでしょう。

そこで今回は、車のローンの複数掛け持ちは可能なのか、住宅ローンに影響はあるのかについて徹底解説します。また、同時に複数の審査を行えるのかや審査に落ちないようにするためのポイントなども紹介します。2台目の車を購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

車のローンは複数掛け持ちできる？

そもそも、車のローンの複数掛け持ちはできるのでしょうか。「残債があるけど新しい車のローンを組みたい」「出勤用と家族が買い物や病院などで使う用で複数台持ちたい」など、車が複数台必要になる状況は人によってさまざまです。以下では、車のローンの複数掛け持ちが可能なのかを詳しく解説します。

2台同時に車を持ちたい時

車を2台同時に持つことは可能です。その際は、通常のローン通り審査を行う必要があります。特に「安定した収入があるか」「返済事故歴はないか」などの項目は、重要視されます。さらに、ローン会社によっては車の所有権を持っていないと、審査に通らない場合があるので注意が必要です。ディーラーローンや自社ローンなどは、車の所有権が会社にあるのがほとんどです。

以下では、2台目以降の車のローン審査を「通りやすくするポイント」をまとめました。審査の際に参考にしてください。

【ローン審査を通りやすくするポイント】
・車以外のローンを解消する、または完済しておく
・頭金額の支払い額を多くする
・新車ではなくコスパのいい中古車を検討する

2台同時に車を持ちたい場合は、ローンがバラバラに組まれるので二重払いになります。そのため、ローンを楽に管理したい方は一本化がおすすめです。しかし、ローンの一本化はできる会社とできない会社があります。また、総額が増えた分金利が多くかかる場合があるので、注意しましょう。

車のローンが残ってる状態で買い換えたい時

車のローンが残っている状態で車を買い替えたい場合は、現在使用している1台目の車を下取りに出す方法があります。下取りに出した際の査定額が残りの返済額を上回った場合は、返済中のローンに充てられます。しかし、査定額が下回ってしまった場合は、一括で残金を支払う必要があります。

一括返済が難しい場合は、新たに購入する車のローンに上乗せができるケースがあります。ただし、上乗せはできる会社とできない会社があるので注意しましょう。

ローンを上乗せすると、1台目の車の残債と2台目の金額をまとめる一本化が可能です。返済額は、それぞれの金額を合算してから毎月の支払い額を割り出すので、毎月の支払い額を抑えられます。ローンが一本化されると管理が楽になるメリットがあるのです。

しかし、金利を多く支払わなくてはならないので、総支払額が結果的に高くなってしまうケースもあります。事前に試算して確認しましょう。

車のローンは同時に審査できる？

車のローンを組む際は、審査についても気になるポイントですよね。複数の店舗で審査に通るかを試したい場合、同時に行えるのでしょうか。短期間で複数のローン審査に申し込むことで、以降の審査結果に悪影響を与えることもあるので注意が必要です。

審査可能だが仮審査がおすすめ

ローン審査は同時に行えますが、まずは仮審査がおすすめです。なぜなら、仮審査であれば審査を受けた履歴が信用情報機関の記録に残らないからです。そのため、複数のカーローン審査に同時に申し込んでも問題ないと言えるでしょう。

仮審査とは、本審査の前に行われる簡易的な審査のことで「事前審査」とも呼ばれています。仮審査では、ローンの申込みの金額が年収や属性に見合っているかなどの「返済能力」をチェックするので、車のローンに通るかを気軽に調べられます。

一方で、本審査は受けた履歴が信用情報機関に記録が残るため、注意が必要です。複数の本審査を短期間に受けると、お金に困っている人物とみなされ、その後のローン審査にマイナスの影響を与える可能性があります。また、審査結果が分かるまで1〜2週間ほどかかります。

仮審査は基本的に無料で、来店前にネットから事前に申込みが可能です。自社ローンの中古車販売店では、メールなどで当日中に審査結果が分かる会社もあります。さらに、月々の返済額や金利を事前に確認できる場合もあるので、ローンの返済プランを見直せます。

複数の本審査に落ちてしまったら

複数の本審査に落ちてしまうと、以降の審査が不利になってしまいます。なぜなら、信用情報機関に審査に落ちた記録が残されるからです。複数の本審査に落ちてしまった場合は、以下の対処法を実践してみると良いでしょう。

・信用情報機関から金融事故情報がリセットされるのを待つ
・他のローンを繰上返済する
・頭金を多く支払う
・同時期に他のローンを組まない
・一時的であればカーリースやカーシェアを利用する
・自社ローンを利用する

金融事故情報は一定期間が経過すると削除されるのが一般的です。内容にもよりますが、削除までは5年〜10年ほどかかると言われています。また、他のローンを繰上返済すると借入額が減るので、車のローン審査に通る可能性を高められます。さらに、頭金を増やすのも車のローンを通りやすくする方法の一つです。

本審査の際に返済義務のある他の借金があると、それだけお金に困っているとみなされ、ローン審査に不利になります。そのため、同時期に他のローンを組まないように注意しましょう。

一時的な解決策としては、カーリースやカーシェアの利用がおすすめです。しかし、車を自由に利用したい場合は、ローン審査が通りやすい自社ローンが最適と言えます。

自社ローンは自社で審査基準を設けているため、現在の収入や借入状況などを基に審査を行います。年収や過去の信用情報に左右されないので、比較的審査に通りやすいと言われています。

複数台の購入はオトロンにご相談下さい！

自社ローン専門のオトロンは、他社の車のローンを抱えている方でも、審査に通った実績があります。複数台の車を購入したい方は、ぜひご相談ください。

※オトロンでは、他社の車のローン残債を購入車のローンに一本化しての買い替えはできませんので、ご注意ください。

2台目の購入もご相談ください！審査基準は自社内完結！95%の審査通過率

オトロンには、1台目の車を持ちたくて審査に来られた方も数多くいらっしゃいます。すでに1台目をオトロンで購入しているリピーター様でも、2台目の車をオトロンで契約したケースもあります。他社の審査に落ちてしまい、審査に不安がある場合でも、まずは一度オトロンにご相談ください。

オトロンでは、審査通過率95％という高い水準を維持しています。さらに「これから」を頑張る人を応援しており、審査通過率100％を本気で目指しています。金額の分かりやすさに限らず、オトロンではお客様一人一人に寄り添ったご提案をいたしますので、ご安心ください。

また、自社ローンの利用を検討しているが、いきなり審査するのは気が引けるという方は、仮審査をしてみてはいかがでしょうか。仮審査は当日中に結果を確認でき、結果を基に頭金を設定したり、借入額を見直せたりするので積極的な利用がおすすめです。

複数の本審査で落ちてしまった時もご相談ください

複数の本審査に落ちてしまった場合でも、ぜひオトロンにご相談ください。オトロンでは他社の車の審査に落ちてしまった方や、過去ブラックリストだった人が審査に通った実績があります。

オトロンの審査基準は、過去の情報ではなく現在の返済能力です。さらに、支払いに関しては予算や時期を考慮して柔軟に対応してくれます。安定した支払いができるよう、オトロンのスタッフと一緒に調整していきましょう。自分の信用情報に不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください。

オトロンの仮審査は、ウェブサイトから無料で申込みが可能です。審査結果のご連絡に関しては、月曜日を除く9時から18時までの当社営業時間内にご回答いたします。

また、希望車種に基づいた返済目安やご提案も合わせて可能です。オトロンの仮審査では審査結果が信用情報に残らないため、もし審査に通らなかった場合でもその記録は残りません。今後のローン審査の際に影響を及ぼさないので、お気軽にお申込みください。

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2台持ちは中古車が安くてオススメです

買い替え時の金銭的負担を抑えるために、中古車を視野に入れてみるのも一つの方法です。なぜなら、中古車は新車に比べてコストパフォーマンスが高いからです。新車はどんなに安くても、100万円以上かかってしまいます。そのため、2台の車となると負担が大きくなり、家計を圧迫します。

中古車を選ぶと、好きな車種を選べるのに加えて、低予算でグレードの高い車や特別仕様車の購入が可能です。また、新車に比べ納期が早いのもメリットと言えます。今の自分の目的に合った車はどのような車なのか、しっかり考えて選ぶことが重要です。また、中古車を購入する際はできるだけ良い状態の車を選びましょう。

オトロンの中古車なら、コスパの良い人気車種が100万円以下で購入可能です。さらに、オトロンでは、国から認められた認証整備工場を多数保有しています。国家資格を持った整備士による、徹底した点検と整備を行う設備と体制を整えています。お客様第一の整備を心がけて対応しているので、メンテナンスや故障に関しては、より迅速な対応が可能です。

住宅ローンや他のローンに影響する？

車のローンを住宅ローンや他のローンと掛け持ちする場合、どのような影響があるのでしょうか。車は総量規制の対象になってなってしまうのか、車と住宅のローンを組む場合はどちらを先に組むべきなのかなどを解説します。他のローンも組もうと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

車のローンは総量規制の対象外

車のローンは総量規制の対象外です。そのため、他のローンを組んでいても審査への影響が少ないと言えるでしょう。

総量規制とは、借入可能な金額が年収の1/3までに限定される制度です。総量規制適用のローンを年収300万円の方が組む場合、100万円までが借入の限度額となります。利用するローンによっては自動車ローンが適用される場合もあるため、注意が必要です。

新たにローンを組む場合でも、審査が必要になります。審査基準を満たしていれば、2種類のローンを両方同時期に組んでも問題ありません。しかし、既に複数のローンを組んでいる場合は審査が厳しくなるため、場合によっては審査が通らない可能性もあります。

特に、多重債務があると審査に通らない場合があります。多重債務とは、すでにある借金の返済のために、複数の金融機関から借金を重ね、返済が困難になる状態のことです。利息は毎月発生するので、そのまま放置すると借金総額が雪だるま式に増えてしまいます。これらの支払いは、新たにローンを組む前に片付けておきましょう。