自社ローンで購入した車の名義は誰?所有者と使用者の違いも解説!

自社ローンで買ったクルマの名義人は誰?

自社ローンで購入した車の名義は、自分になるのか販売店になるのか知らない人は多いのではないでしょうか。実は、自社ローンで購入した車の名義は基本的には販売店です。ローンを完済するまでは名義を自分に変更できません。

そもそも車の名義にどのような種類や意味があるのかや名義変更の方法などについての知識を身につけることでトラブルも未然に防げます。自社ローンで車を購入した際の名義についての疑問を網羅的に解消できるので、ぜひ最後までチェックして下さい。

この記事でわかること
・自社ローンで購入した車の名義は誰になるのか
・名義変更の方法
・自社ローンで購入した車の売却手順

目次

自社ローンで購入した車の名義は販売店

自社ローンで購入すると、車の名義は販売店になります。車を売却をしようとしたら、名義が自分ではなかったと気づく人も少なくないはずです。以下では、自社ローンで車を購入した際の名義について解説します。

名義にも種類がある!所有者と使用者の違い

購入した車の名義には種類があり、一般的に言う名義は「所有者」を指しますが、それとは別に「使用者」があります。所有者は法的に車の所有権を持つ人で、使用者は車を管理する責任を持つ人です。

そのため、所有者は車の売却や廃車を検討して、車をどうするか決める権利があります。一方で、使用者は車の管理責任を持つので、車の税金を支払う義務が発生します。

■所有者ができること
・車の売却
・車の廃車

■使用者ができること
・車の所有者でなくても車を使用できる
・車に関する手続き

自社ローン以外にも、ディーラーのオートローンや銀行系のカーローンで車を購入した場合でも、販売店やディーラーが所有者になります。ただし、いずれのローンも借り入れ額の金額によっては本人名義になることもあります。自分が所有者か使用者か確かめたい人は、車検証を確認してみましょう。

自社ローンで購入した車を自分の名義にできないのはなぜ?

自社ローンで購入した車の、所有者と使用者の違いについて前述しました。では、なぜ所有者と使用者に分けられているのでしょうか。自社ローンで購入した車を自分の名義にできない理由を、以下で詳しく解説します。

ローンを支払えなかった時の販売店側の対策のため

自社ローンで購入した車を自分の名義にできない理由は、使用者がローンを支払えなかった場合に備えて、車を担保としているからです。

そもそもローンとは、本来支払う必要のある車の代金を、ディーラーや販売店に立て替えてもらい少額ずつ返済する仕組みです。つまり、ディーラーや販売店は、先に一括で車を購入している状態になります。そのため、使用者が支払不能となった場合に、担保として車を売却できるように所有権を持っています。

使用者に車を無断で売却されては困るので、ローンを完済するまで車は使用者の物にはなりません。完済してから初めて使用者に所有権を移動できます。これを所有権留保と言います。

購入した車の名義変更はどうやるの?

購入した車の名義を変更する方法は、二種類あります。一つは中古車を購入した際に名義変更をする方法、もう一つは完済後に名義変更をする方法です。名義変更は速やかに行う必要があるので、それぞれ解説していきます。

中古車を購入した時の名義変更について

中古車を購入した場合は、使用者を自分の名義に変更する必要があります。なぜなら、購入前の中古車のオーナーが所有者兼使用者になっている場合があるからです。

一括払いで中古車を購入した場合は、所有者使用者ともに自分名義にする必要があります。しかし、ローンで購入した場合は所有者が販売店、使用者が自分名義に変更となります。

また、名義変更を行なう際は、車の購入から15日以内に行う必要があります。この日数は、道路運送車両法により定められています。

手続きの必要書類は以下の通りです。

・新所有者の印鑑証明書
・車庫証明
・新所有者の委任状
・譲渡証明書
・車検証
・旧所有者の実印が押された譲渡証明書、印鑑証明書、委任状

以上の書類を管轄する運輸支局の窓口に提出し、手続きが問題なく完了すると、名義変更された新しい車検証が発行されます。

中古車を購入した後の名義変更は、用意する書類の種類も多く時間もかかるため、慣れていないと難しく感じるかもしれません。オトロンでは、お客様が名義変更をする必要はなく、車の購入後からすぐに名義変更された車検証が手に入ります。名義変更や手続きの不安などは、お気軽にオトロンにご相談ください。まずは、頭金や借入額を見直せる仮審査から始めてみましょう。

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ローン完済後の名義変更について

自社ローンで車を購入した場合は、ローン完済後に名義を自分に変更する手続きをします。購入した時点では所有権が販売店にあるので、所有権留保の解除を行なう必要があります

所有権留保を解除する手続きに必要な書類は、以下の通りです。

・完済証明書/契約終了通知書
・車検証
・印鑑証明書
・委任状
・自動車税の納税証明書
・所有権解除の申請書

上記の書類が揃ったら、陸運局で手続きをしましょう。ローンの完済が終わっても、所有権留保を解除する手続きを行わないと、いつまでも所有者はディーラーや販売店のままです。

所有権留保を解除する手続きは、販売店が代行してくれる場合があります。しかし、手数料が上乗せされたり、必要書類や手順が異なる場合があるので、事前に確認しましょう。

自社ローンで購入した車の売却手順

「自社ローンで購入した車のローンを完済したけど、車を売却する手順が分からない。」と感じる人もいるでしょう。ローン完済後の車の売却手順や、ローンの支払途中だけど車が不要になったため売却したい場合の方法を紹介します。

ローン完済後の車の売却手順

ローン完済後に車を売却したい場合は、まず所有権解除の手続きを行なう必要があります。なぜなら、所有権解除の手続きを行わないと、車の所有権がディーラーや販売店にあるままで、売却の手続きを進められないからです。

車を購入した販売店に所有権解除の書類を請求します。その他にも、自分で用意する必要書類があるので、一式揃えて陸運局で手続きを進めましょう。

販売店によっては所有権留保の解除を代行してくれますが、手数料が発生する場合が多いので事前の確認が必要です。

所有権留保の解除手続きを終え、使用者・所有者ともに自分名義に変わったら車の売却が可能になります。

ローン支払中の売却手順

基本的に車を売却できるのはその車の所有者のみですが、売却や買取を対応してくれる販売店もあります。ただし、自分名義ではない車を売却する場合は、事前に用意する書類や手続きなどが多く複雑になるので注意しましょう。

車の売却金額がローン残債額より高い場合は、売却した際に得たお金をローンの返済に当てられます。同時にローンを完済できるので、名義変更や買取業者との手続きや売却までがスムーズです。一方で、車の売却金額がローン残債額より安い場合は、残ったローンを現金一括で支払うか、新たに別のローンを組んで車のローンを完済する必要があります。

車の売却額は、販売店での査定で確認できるので、車を売却してローンが完済できるようにタイミングを調整すると良いでしょう。しかし、所有者によっては、ローンを完済するまで売却を禁止している場合があるので注意が必要です。

車を自社ローンで買うなら大手が一番

近年自社ローン販売店が増えていますが、販売店の優良性や車の品質はさまざまです。大手の自社ローンを選択すればトラブルに巻き込まれるリスクも無く、必ず保証が付いていたりと環境が整っています。大手自社ローン専門店のオトロンは、お客様を完済までしっかりサポートします。

ご利用者数19,000人以上、オトロンが選ばれる理由

オトロンの審査では、過去の情報ではなく現在の状況で返済能力があるかを判断します審査通過率95%という高水準を維持しており、自己破産の経験がある方や、ブラックリストに登録された人でも審査に通った実績があります。

また、オトロンでは品質管理を徹底して行っているため「修復歴ありの車両」の販売は行っていません。あらゆる項目において不具合がないか検査・点検を行い、お客様に提供可能と判断した高品質車両のみを仕入れています。

審査やご契約の際は、丁寧にヒアリングを行い、利用者様のライフスタイルに合わせた無理のないローンを提案します。ご自身の信用情報に不安がある場合でも、まずはオトロンにご相談ください。安全保障と整備も整っているので、安心してご利用いただけます。

審査に不安がある方は仮審査をおすすめします

いきなり本審査をするのは不安、という方は「仮審査」がおすすめです。本審査に落ちてしまった場合、自分の信用情報に傷が付き、以降のローン審査にマイナスの影響を与える可能性があります

オトロンの仮審査は審査時間が短く、当日中に結果を確認できます。仮審査は、ウェブサイトから無料で申込みが可能です。フォーム入力の所要時間は約5分なので、時間もかかりません。また、仮審査は信用情報に履歴が残らないので、ローンに通るかを気軽に確認できます。

気になることや不安に思うことなどは、仮審査の際になんでもご相談ください。本審査の時間も最小限に抑えられ、頭金や借入額などローンの返済プランを見直せます。

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よくある質問

購入した車の名義はどうなりますか?

購入した車の名義は、契約したお客様ご自身の名義になりますが、支払い完了までは当社が所有権を留保いたします。支払い完了後にご連絡いただいた後、所有権の解除手続きに必要な書類を送付します。また、乗り換えの際は名義変更の必要が無い場合がございますので、事前にお問い合わせの上ご来店下さい。

オトロンの自社ローンとはどのようなものですか?

オトロンの自社ローンでは、お客様と私ども(オトロン)の間で直接分割払い購入の契約を行います。通常、中古車販売店で車を購入される際は、お客様と販売店の間に信販会社(オリコ、ジャックス等)が入ります。

自社ローンを利用する条件はありますか?

自社ローンは独自審査になるので、厳しい条件は特にありません。しかし、一定の収入があることや頭金を用意できることが条件になります。審査に関してご不安がある方は、仮審査も行っておりますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

オトロンなら名義変更の手間もかからず安心!

本記事では、自社ローンで購入した車の名義は誰になるのかや自社ローンで購入した車の売却手順などについて解説しました。

ローンを組んで車を購入した場合、所有権はディーラーや販売店にあります。そのため、ローン完済後は自分の名義に変更する手続きが必要です。

複雑で面倒な手続きを代行してくれる販売店もありますが、手数料の金額や対応の質はさまざまなので、環境が整っている大手販売店を選ぶと良いでしょう。

自社ローン専門店のオトロンでは、車の品質管理を徹底しており、お客様のライフスタイルに合わせて丁寧にヒアリングを行います。自社ローンや名義変更についての疑問や不安は、お気軽にご相談ください。

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