車をローンで購入するにあたって、何年のローンを組むべきか悩んでしまう人は多くいます。特に、長期ローンを検討している人は、「10年も支払っていけるのか?」「長期ローンにデメリットはないのか?」と不安に感じている人も多いでしょう。
そこで今回は、自社ローン専門店のオトロンが車の10年ローンのメリット・デメリットについて解説します。理想的な返済期間の決め方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
カーローン10年は長すぎる?
カーローンの返済期間は、新車だと5~7年が一般的です。中古車だとより短くなり、3~5年が返済期間の平均と言われています。そのため、車の10年ローン(120回払い)は一般的な基準と比べると長いと言えます。ただし、銀行系のマイカーローンでは10年ローンを取り扱っているところも多く、長すぎることはありません。
長期ローンが向いているかどうかは、人によって異なるので、メリットとデメリットをよく理解して利用するようにしましょう。
車のローンの平均年数についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

車の10年ローンのメリット
車の10年ローンのメリットは、主に2つです。メリットが魅力的に感じられる人は、10年ローンを検討してみるのがおすすめです。
毎月の返済額を大幅に減らせる
10年ローンの最大のメリットは、毎月の返済額を大幅に減らせる点です。例えば、300万円の車を購入した場合、3年払い(36回払い)だと月々の返済が約8万3千円になるのに対し、10年払い(120回払い)だと月々約2万5千円まで抑えられます。(実際には金利がかかります。)
高額な車の購入を検討している人ほど、月々の返済額は高くなりやすいので、ローン年数の長さがメリットに感じられるでしょう。
ローン滞納や差し押さえのリスクが低くなる
ローンの支払いが遅れてしまうと、信用情報に傷が付いたり、最悪の場合は車の差し押さえなど厳しい措置が行われることがあります。
ブラックリストに載ってしまうと、次からローンを組むのが困難になってしまうので、月々返済できるか不安な人は無理をせず、長期ローンを選ぶのもおすすめです。
月々の返済額が減ることで、手元に資金を確保しやすく、急な出費にも備えられます。
車の10年ローンのデメリット
車の10年ローンにはデメリットも存在します。利用を検討している人は、以下の2点について理解したうえで利用しましょう。
他のローンが組めなくなる可能性がある
カーローンを組んでいることによって、住宅ローンや教育ローンなどの他のローンが組めなくなる可能性があるので注意が必要です。ローン審査では、「返済比率」が重要視される傾向にあります。返済比率とは、年収に占める年間のローン返済額の割合のことで、一般的に年収の25〜35%程度が基準と言われています。
3年や5年といった短い期間のローンであれば、完済してから他のローンを組むこともできますが、10年となると「他のローンを組みたいけど完済まで待てない」と感じてしまう人もいるでしょう。
金利の負担が増えて返済総額が高くなる
車の10年ローンでは、月々の返済額は低くなる一方で返済総額は高くなってしまいます。カーローンでは、利息がかかることが一般的なので、返済期間が長くなるほど返済総額が高くなる仕組みです。
金利によっては購入する車の購入価格の倍近くの返済総額になることもあるので、損に感じてしまう人も多いです。返済期間を決める際は慎重に検討するようにしましょう。
10年ローンの返済シミュレーション
ローン年数によってどのくらい返済総額が変わるのか気になる人も多いでしょう。3年・5年・10年の場合でシミュレーションを行ったので、参考にしてください。
例)300万円の車を購入した場合の返済総額
3年 | 5年 | 10年 | |
---|---|---|---|
金利3% | 3,140,748円 | 3,234,360円 | 3,476,160円 |
金利5% | 3,236,832円 | 3,396,780円 | 3,818,280円 |
金利8% | 3,384,324円 | 3,649,740円 | 4,367,760円 |
※三菱UFJ銀行のマイカーローン返済額シミュレーションを使用
金利3%の場合でも、3年ローンと10年ローンでは約33万円も返済総額が変わってきます。それが金利8%になると約100万円の違いとなります。年数が短いほどお得と言えますが、10年ローンを検討している人は、できるだけ低金利のカーローンを探すようにしましょう。
理想的な返済期間の決め方
理想的な返済期間は人によって異なります。返済期間の決め方で悩む人は、以下の2つの基準を元に決めるのがおすすめです。
月々の返済額から逆算する
返済期間を決めるにあたって、まずはいくらまでなら毎月無理なく返済できそうかを検討するのがおすすめです。
例えば、毎月5万円を無理なく返済できる人が240万円の車を購入する場合は、240万÷5万で=48回払い、つまり年数に直すと4年のローンを組むのが理想的と言えます。実際には金利がかかりますが、概算を出すには十分です。
毎月かかる生活費はもちろん、車を購入すると維持費がかかるので、維持費も考慮して返済額を検討しましょう。
車の維持費についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

買い替えのタイミングに合わせる
買い替えのタイミングに合わせて返済期間を決めるのもおすすめです。車の買い替え予定時期までに、ローンの返済が終わっていないと、売却ができなかったり、2重でローンを返済しないといけなくなったりするケースがあります。
一般的に、5~7年前後で買い替える人が多いと言われています。車の購入の前にどのくらい長く車に乗り続けるかも検討しておけるとよいでしょう。
10年でカーローンを組む際の注意点
車の10年ローンを組む予定の人は、以下の2つの項目を事前にチェックしておけると安心です。後悔しないためにも、注意点をしっかりおさえておきましょう。
繰り上げ返済が可能か確認する
一度カーローンを契約すると、基本的に返済期間の変更はできません。ただし、マイカーローンの中には、ボーナス月など資金に余裕があるときに多めに返済できる「繰り上げ返済」が可能なものもあります。
繰り上げ返済を上手く利用することで、長期ローンでも総支払額を減らすことが可能です。繰り上げ返済ができなかったり、手数料がかかったりすることもあるので事前に確認するようにしましょう。
途中で車の売却が可能か確認する
ローンの完済後は、自分の車を自由に売却できますが、ローンの種類によっては、ローン契約中は車の売却ができない制限がかかっていることがあります。
現在は売却の予定がない人でも、「子供が生まれたので車を乗り換えたい」「転勤で車が必要なくなった」など予期せぬ事情も考えられます。
ローン期間中の、車の所有権は自分なのか販売店なのか、担当者に確認してみましょう。
車の10年ローンの審査基準は?
10年でローンを組みたいけど、自分は審査に通るのか不安に感じる人もいるでしょう。10年ローンの審査難易度や通らない場合の対処法について解説します。
車の10年ローンの審査は比較的厳しい
10年ローンの審査は、他のローンと比べると厳しい傾向にあります。まず、カーローンの返済期間は、銀行系ローンで7~10年、ディーラー系ローンで6~8年、自社ローンで1~4年と設定されているのが一般的です。
ディーラー系ローンで10年ローンを提供しているところもありますが、10年でローンを組みたい場合は、もっとも審査通過が難しいと言われる銀行系ローンを利用するのが一般的です。
銀行系ローンでは、信用情報に傷がないことに加えて、「正社員であること」「勤続年数が3年以上であること」「年収350万円以上」などの審査基準を設けていることがあります。
詳しくは、利用を検討している金融機関で確認してみましょう。
車の10年ローンに通らない場合は?
車のローン審査は、自社ローン→ディーラーローン→銀行系ローンの順番で審査が厳しくなる傾向にあります。そのため、銀行系ローンに通らなかった人は自社ローンやディーラーローンを試してみるのがおすすめです。
特に、自社ローンであれば金利が発生しないので、返済期間が長くなっても返済総額が高くなることはありません。審査通過率が高く、審査もスピーディーに完了します。自社ローンに通るかどうかは確認したい人は、まず無料の仮審査を試してみましょう。
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よくある質問
10年ローンは恥ずかしい?
10年でローンを組むことは恥ずかしいことではありません。ですが、経済的に不安定に見られないかなど、周囲からの評価を気にして恥ずかしいと感じる人もいるようです。
返済期間は、毎月いくらまでであれば無理なく支払えるかで決めるべきです。そのため、欲しい車が高額な場合はどうしても返済期間が長くなってしまうでしょう。
10年ローンがやめとけと言われる理由は?
10年ローンは、他のローンが組めなくなる可能性があることや金利の負担が増えて返済総額が高くなることからやめとけと言われることがあります。
一方で、月々の返済額を大幅に減らせるメリットがあるので、無理なく返済していきたい人にはおすすめのサービスです。
10年ローンで後悔しないためのポイントは?
10年ローンで後悔しないためには、「繰り上げ返済ができるか」と「途中で車の売却ができるか」を確認しておけると安心です。
また、月々の返済額をシミュレーションして、自分に適した返済期間であるかも確認しましょう。
自社ローンなら専門店のオトロンがおすすめ
オトロンは自社ローンを扱う中古車販売店の中でも大手の企業で豊富な販売実績を誇ります。審査に不安がある方でも、オトロン独自の審査基準で現状の収入とこれからの返済状況を加味し、ローンを支払っていけるか総合的に判断するので安心です。
以下では、オトロンの強みを詳しく紹介していきます。
オトロンの自社ローンは審査通過率95%
オトロンは、審査通過率95%で幅広い層の方が利用できるのが特徴です。例えば、「ブラックリストの方」「個人事業主」「新社会人」「非正規雇用」など一般的に審査に通りにくいとされている方でも安心してご利用頂けます。
オトロンでは、就業や生活にクルマが必要な全ての方々が自動車を持てる社会を目指しており、これまでの累計販売台数は27,000台を突破しました。審査の履歴が残らずに気軽に申し込める仮審査も用意しているので、自分が審査に通るかどうかを簡単に確認できます。
自社ローンでは珍しい4年払い対応で金利も0円
自社ローンの支払回数は、24回(2年)が一般的です。オトロンの場合は、支払回数を48回(4年)まで伸ばせるので、月々の支払い額の負担が減ります。例えば、100万円の車だと月々約2万円に収まるので生活への負担が少ないです。
また、オトロンでは金利が0円なので、分割回数によって金利の支払いが増える心配もありません。月々の負担が大幅に軽減され、ライフスタイルや車の買い替え頻度に合わせながら購入可能です。
在庫数は1,000台以上で全国対応
オトロンは数少ない全国対応の自社ローン専門店です。オトロンは全国に17店舗を展開中で、提携店舗数も500店以上あるので、1,000台以上の豊富な選択肢の中から理想のお車をお探しいただけます。
プリウス、N-BOX、セレナ、アルファードなど各国産メーカーの人気車種を取り揃えており、トラックなどの事業用や外車をお選びいただくことも可能です。在庫にない車もお気軽にご相談ください。
頭金なし、保証人なしも選べる
オトロンでは、車両本体価格が70万円以下の車に限り頭金0円でローンを組むことが可能です。70万円を超える車も総額の1割程度が頭金の基準なので初期費用を抑えられます。
また、保証人必須の自社ローンがほとんどの中、オトロンではGPSを付ける条件で保証人なしで自社ローンを利用できます。
※基本プランでGPSが付いている自社ローンが増えていますが、オトロンの通常プランではGPSは付いていません。
こだわりの中古車品質とアフターサービス
オトロンでは、自社で5,000坪の大型整備工場を保有しており、国家資格を持ったベテラン整備士が仕入れから購入後のアフターサービスまでを担当しています。
オトロンの中古車は、仕入れの段階から100以上のチェック項目から高品質の車両を実際に目でみて厳選しており、修復歴のある車は仕入れておりません。
中古車は購入後の保証がない販売店も多いですが、オトロンでは3カ月または走行距離が3,000kmまで保証が付くので、万が一車両にトラブルが起こった場合でも安心です。
自分に合った返済期間のローンを選ぼう!
今回は、車の10年ローンのメリット・デメリットや理想的な返済期間の決め方について解説しました。10年ローンは月々の返済額を減らしたい人にはおすすめですが、返済総額が高くなってしまう点には注意が必要です。毎月いくらまでであれば無理なく支払えそうか検討して、自分に合った返済期間のローンを選びましょう。
審査に通過できるか不安な人は、自社ローンも検討してみましょう。自社ローン専門店のオトロンであれば、4年払い対応で金利も0円なので返済総額が高くなる心配もありません。
審査に通るかどうかは無料の仮審査から確認できるので、ぜひ試してみてください。
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