どの程度年収があれば車が買える?目安を解説 | オトロンプラス

年収 車 ローン

車が欲しいけど、今の年収で車は買えるのか気になる方は多くいるかと思います。

購入するのであれば予算も用意しなければなりません。

今回は、どのくら予算があればいいのか、車を買える年収に着目してご紹介したいと思います。

目次

車を無理なく購入できる年収はいくらくらい?

車に限らず、どのようなローンでも「借入上限額」というものがあり、ローンを組める金額の上限が設けられています。

借入上限金額は年収の30%~40%が目安となっており、この割合を超えなければ極端な話、年収が”いくら”でも購入できます。

例を見てみましょう。

例:年収300万円の場合

借入上限金額(30%~40%) … 90~120万円

→ 年収300万円の場合は、120万円を超える借入はできない。

「じゃあ、120万の新車が買えるじゃない!」…と、借入上限金額の目安だけで言うと購入できるのですが、実際は車の維持費や生活費を始めとした経費が掛かかるので結構かつかつになります。

POINT:車にかかる維持費はどのくらい?

車の維持費…

  • 自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 点検費用
  • 車検費用
  • 駐車場料金
  • ガソリン・軽油代

車の規格にもよりますが、総額約30万~50万ほど年間にかかると言われています

理想的な返済比率という基準があり、無理なく返済を続けていける割合のことを指します。

理想的な返済比率は年収の25%~35%で、この基準を超えると返済が滞る可能性が増すとされています。

POINT:返済比率は車のローンだけじゃない

返済比率25%~35%=ローンの合計金額
→車だけで25%~35%を占めてしまうと、住宅ローンなど他ローンを組みたい場合、厳しくなります。

ローンは企業ごとに金利と返済年数が異なるため、ローンを組む際はその二点を踏まえた上で返済比率を確認した方がよいでしょう。

下記に年収別の返済シュミレーションをまとめましたので、参考にチェックしてみてください。

年収別・マイカーローン返済シュミレーション

年収500万円の場合

借入上限金額の150万円~200万円で返済比率を見てみましょう。

月々の返済金額

ローン年数3年3年5年5年
金利6%8%6% 8%
150万円/返済比率45,632円/10%47,004円/11%28,999円/6% 30,414円/7%
200万円/返済比率60,843円/14%62,672円/15%38,665円/9% 40,552円/9%
※ 固定金利とする

年収400万円の場合

借入上限金額の120万円~160万円で返済比率を見てみましょう。

月々の返済金額

ローン年数3年3年5年5年
金利6%8%6% 8%
120万円/返済比率36,506円/10%37,603円/11%23,199円/6% 24,331円/7%
160万円/返済比率48,675円/14%50,138円/15%30,932円/9% 32,442円/9%
※ 固定金利とする

年収300万円の場合

借入上限金額の90万円~120万円で返済比率を見てみましょう。

月々の返済金額

ローン年数3年3年5年5年
金利6%8%6% 8%
90万円/返済比率27,379円/10%28,202円/11%17,399円/6% 18,248円/7%
120万円/返済比率36,506円/14%37,603円/15%23,199円/9% 24,331円/9%
※ 固定金利とする

年収200万円の場合

借入上限金額の60万円~80万円で返済比率を見てみましょう。

月々の返済金額

ローン年数3年3年5年5年
金利6%8%6% 8%
60万円/返済比率18,253円/10%18,801円/11%11,599円/6% 12,165円/7%
80万円/返済比率24,337円/14%25,069円/15%15,466円/9% 16,221円/9%
※ 固定金利とする

年収と同じ車・年収より高い車は買えるの?

年収より高い車が欲しい人はたくさんいる

やはり自動車は年収の3分の1位の価格のクラスが妥当ですか?
300万では100万、600万なら200万、1億なら3000万位。
マニアプロの方や、貯金節約の賢者の方を省いて考えたら、そんなもんですか、一般的に… YAHOO!JAPANファイナンスより引用

自動車ローンについて質問です。280万の車を年収250万の人がローンを組んで購入することは可能でしょうか?審査が通りませんでした。
YAHOO!JAPANファイナンスより一部引用

大型質問サイトで、このような質問をよく見かけます。

とくに車が好きで購入したい人は、リーズナブルな車というよりほしい車を買いたいと思いますよね。

しかし、年収より高い自動車って実際には購入できるのでしょうか?

総量規制によって購入できない?

「年収300万円だけど、500万の車が買いたいんだ!でも、他にローンが150万ある…!

…残念ながら”総量規制”に引っかかるため、年収を超えた借入はできません。

POINT:総量規制とは…

返済能力を超えた借り入れ(ローン)を、貸金業者からできないよう定められた法律。

利用者の利益を保護するために作られ、借入額は収入の3分の1以上を超えてはならない。

ですが、上記の総量規制に当てはまらないローンもあります。

それはなんと、「自動車ローン」です。

でもさっき、総量規制に引っかかるから借入できないと書いてあったはずですよね。

これには理由があります。

他のローンを借り入れていない状態で、自動車ローンのみ審査を受ける場合、年収より高い車でも総量規制にひっかかりません。

総量規制にひっかかるのは、現在ほかに(総量規制に該当する)ローンがある場合です。

したがって、年収より高い車を購入することは不可能ではないと言えます。

しかし、審査を受けた会社の規定によっては返済能力を疑われ落とされてしまう可能性も、もちろん高くなります。

反対に、収入の3分の1より車両価格が下回っていても、自動車ローンに落ちる時があります。

「自分がなぜ車のローンに通らないのかわからない!」という方は、ローンが組めない原因と対処法を解説!の記事で詳しく解説しているので、よかったら参考にしてくださいね。

自動車ローンの審査で嘘の年収を申告するとどうなるの?

「どうしても欲しい車でローンの審査に通らないから、嘘の申告をしてもバレないんじゃ…?」

そんな気持ちになってしまう方も少なからずいらっしゃると思いますが、年収に嘘をついたり、経歴などを詐称しては絶対にダメです。

仮にカードローンなどでキャッシングをしていると、信用情報機関に情報が登録されています。

とくに信販会社を通すローンの場合は、年収や雇用形態などが共有されているので虚偽が発覚するでしょう。

審査内容に嘘を記載すると、”もしかしたら通っていたかもしれない審査に落ちる”可能性が非常に高いです。

信販会社を通さないローンの場合でも、虚偽はバレますし、メリットがないので正直に申告することをお勧めします。

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