「車が欲しいけど、債務整理中に車のローン審査は通るの？」と疑問に思っているのではないでしょうか。
債務整理中や債務整理直後はカーローン審査で不利になると言われています。しかし、債務整理中でもカーローン審査に通ったという例があるのも事実です。どうしても車が必要な人にとっては、このようなケースを参考にしたいところですよね。
この記事では「債務整理中でも車のローン審査は通るのか」や「カーローンを組まなくても債務整理中に車を手に入れる方法」も紹介するので、ぜひ最後までチェックしてください。
債務整理とは？
「債務整理」「任意整理」「自己破産」を全部同じものだと認識している人が多いのでは無いでしょうか。まずは、それぞれの違いを理解して自分がどの状況なのかを正しく把握しましょう。債務整理について詳しく解説するので、参考にしてください。
債務整理は任意整理・自己破産・個人再生の総称
債務整理は「任意整理」「自己破産」「個人再生」の総称です。借金を減らしたり、支払いに猶予を持たせたり、借金の悩みを法的に解決できる手続きのことです。
債務整理は借金返済を軽減または免除できるので、お金の悩みが解決します。債務整理によって約5年間ブラックリストに載ると言われており、クレジットカードの新規発行、家や車のローンなどを組むことが難しくなります。しかし、一時的なものなので一定期間が過ぎれば新たにローンを組むことが可能です。
任意整理とは
任意整理とは、毎月の返済金額を減額するために金利の引き直しや返済回数などの交渉を行い、生活に支障のない範囲での返済を行えるようにする手続きです。
お金を貸した人と直接交渉を行うため、裁判所を介しません。比較的手続きが簡単で、周囲にバレにくいのも特徴です。弁護士などの専門家に依頼をすれば、自分で書類を集める必要はほとんどありません。
また、信用情報機関に情報が登録されるので、5年間借り入れが出来なくなりブラックリストに登録されます。
自己破産とは
自己破産とは、返済不能であることを裁判所に認めてもらい、法律に従って借金の支払義務を免除してもらう手続きです。収入がなくても手続きが可能で、借金は原則ゼロになります。
家や土地、車などの財産はローン残高の有無に関わらず、すべて手放さなければなりません。高価な財産を手放すことになりますが、今後の収入を生活費にあてられるようになります。
また、弁護士に手続きを依頼していても、必要な書類は役所や勤務先などで自分で揃える必要があります。
個人再生とは
個人再生とは、借金の約8割が減額される債務整理のことを言います。手続きは裁判所を介して行います。個人再生は原則的に財産は処分されないため、家や車などの財産を維持したまま借金を整理することができます。
ローン返済中の家に関しては、住宅ローン特則を使用しローンを返済し続けることで、そのまま住み続けることが可能です。
借り入れは5年～10年出来なくなり、ブラックリストに登録されるとともに「官報」に住所氏名が掲載されます。官報を読んでいる人は少ないですが、周りにバレる可能性があります。
債務整理中にカーローンは通る？
債務整理中に車が必要になる場面があるかと思います。しかし「そもそも債務整理中にカーローンは通るのか？」と疑問に思いますよね。債務整理中に車を購入することは可能なのか、以下で詳しく解説します。
銀行のカーローン・信販会社を通すディーラーローンは通らない可能性が高い
債務整理中は、銀行のカーローンや信販会社を通すディーラーローンは審査に通らない可能性が高いです。なぜなら、これらの審査基準は信用情報を重視しているからです。
債務整理を行うと、信用情報機関に金融事故情報として登録されます。銀行系カーローンやディーラーローンの審査では、まず信販会社が申し込み者の信用情報を照会します。その結果を基に「長期間に渡り、しっかり返済し続ける能力があるか」を判断します。そのため、債務整理の手続きの記録があると「安定した返済が望めない」と評価されてしまうのです。
現在は安定した十分な収入があったとしても「信用性に欠ける」と判断されます。債務整理中に銀行系カーローンやディーラーローンで、ローンを組むのは難しいと言えるでしょう。
任意整理中だけは審査に通る可能性がある？
任意整理は、一部のローンを軽減や免除する手続きです。そのため、任意整理中に関しては、ローン会社が別のところであれば審査に通る可能性があります。
頭金の準備と連帯保証人を立てることを条件とし「安定した返済が望める」と認められた場合のみ、審査に通過することがあります。しかし、ローン会社によって条件は異なるので、必ず審査に通るとは言い切れません。
カーローンの審査では「長期的に安定して返済できるかどうか」が重要視されます。借金を全て返済しても、信用情報のキズは5〜10年ほど記録に残ります。任意整理中だけは審査に通る可能性がありますが、債務整理中は車のローン審査を通すのが難しいです。
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債務整理中に自社ローンは通る？
自社ローンは、審査の際に信用情報を重要視しません。そのため、他の車のローンの中でも審査に通りやすいと言われています。しかし、自社ローンは、債務整理中でも審査に通るのでしょうか。以下で詳しく解説します。
債務整理中でも審査に通る自社ローン会社もある
債務整理中でも、審査に通る自社ローン会社もあります。自社ローンは販売店ごとに独自で審査基準を設けているため、企業によっては審査に通ります。
基本的に自社ローンでは、現在の支払い能力を基に審査を行います。他のローンと比べて審査に通りやすいのが特徴のサービスです。そのため、債務整理中の人や、クレジットカードの支払い滞納や借金でブラックリストに登録された人でも問題ありません。販売店が支払い能力があると判断すれば、審査に通ることは可能です。
また、債務整理中に自社ローンを利用する場合は、無理のない金額で毎月支払いできるようにしましょう。債務整理中に自社ローンの利用を検討している人は、審査の際に販売店スタッフに相談してから契約することが大切です。
リスクがある取引でも受けてしまう会社は危険？
自社ローンは独自の基準で審査を行うので、債務整理中でも審査に通過する場合があります。しかし「債務整理中というリスクがある中で、取引を受けてしまう会社は危険ではないのか？」と思う方もいるのではないのでしょうか。
債務整理中でも車を購入できるのは嬉しいですが、実際は販売店が購入者の経済状況をしっかりと把握していない可能性があります。また、契約内容や利用プランの詳細を確認できていないと、月々の経済的負担が大きくなる可能性があります。
さらに注意点として、ローンの支払い中は車の所有権は販売店にあります。ローンを完済するまで購入者は「使用者」とみなされます。そのため、支払いが滞ってしまった場合は、車を取り上げられてしまう可能性があることは理解しておきましょう。
債務整理中でも車を購入する方法
債務整理中は車を購入するのは難しいことが分かりました。しかし、すぐにでも車が必要になる場合もあると思います。以下では、債務整理中でも車を手に入れる方法を紹介します。
家族名義で審査に通して車に乗る
家族で使用する車を購入したい場合は、債務整理を行っていない家族の名義でカーローンに申し込むことができます。例えば、夫婦のうち夫が債務整理中の場合は、妻の名義でカーローンに申し込めます。
その際は、申し込む本人の収入が安定していることが条件です。借りた名義の人に「返済能力があるか」を見られるので、就労している人や過去の信用情報に問題が無い人にお願いする必要があります。
また、連帯保証人を立てることを条件としているカーローンもあるので、事前に確認しましょう。
レンタカーを利用する
車の使用頻度が少ない人はレンタカーの利用がおすすめです。レンタカーの申し込みには審査がなく、利用料も現金で支払うことが可能です。そのため、債務整理中でも問題なく車を利用できます。
しかし、事前に手続きが必要であったり、借りたい時に必ず借りられるとは限りません。また、別途保険料がかかることも想定しておきましょう。
レンタカーは、最も費用を抑えられる方法のひとつですが、車を日常的に利用する人にとっては割高になってしまいます。まずは、どのくらいの頻度で車を利用するかを確認したうえで検討してください。
カーリースを利用する
カーリースは、ローンを組まなくても毎月定額料金で好みの車に乗ることができます。月額料金で車を利用できるサブスクリプションサービスです。月額料金には、各種税金や自賠責保険料、その他にも各種手数料などの費用が含まれているため、初期費用がかかりません。そのため、維持費の負担を軽減できます。
契約満了後は車の返却が原則ですが、カーリース企業の中には車が貰えるサービスを提供しているところもあります。また、新車を取り扱っている販売店がほとんどなので、好みの新車を選択可能です。
債務整理中でも審査の通る自社ローンを利用する
債務整理中でも審査が通る自社ローンを利用するのもひとつの方法です。自社ローンは販売店ごとに独自の審査基準を定めているので、他のカーローンと比較しても審査が通りやすいのが特徴です。審査では現在の支払い能力を見られます。そのため、過去に金融トラブルがあった人でも、現在の安定した収入があれば審査を通過しやすいと言われています。
自社ローンはローン完済後に所有権を得られるので、車を返却する必要はありません。また、審査結果を当日中に結果を確認できる販売店がほとんどなので、納車までがスピーディーに完結します。
中古車や価格の安い車を一括購入する
中古車や価格の安い車であれば、カーローンを組まずに一括で購入することも視野に入るでしょう。現金一括払いなら、カーローンを組む必要がないので、債務整理中でも問題なく車を手に入れることができます。
ある程度まとまったお金が必要ですが、初期費用などの負担を抑えることが可能です。しかし、中古車の中には状態が悪い車もあるため、車選びには十分注意しましょう。
安く購入できたとしても、修理費やメンテナンス費用などの出費が大きくなってしまうリスクがあります。
自社ローン専門店のオトロンは債務整理中でも審査は通る？
自社ローン専門店のオトロンでは審査通過率が95%です。債務整理中のカーローンについて解説しましたが「オトロンでも債務整理中にローンは通るのか？」と気になっている人も多いのではないのでしょうか。以下で回答していきます。
債務整理の申請中はお断りしています
オトロンでは、債務整理中のお客様に対しての審査はお断りさせていただいています。
債務整理中というのは、経済的にも非常に不安定な状態です。債務整理中の契約は双方共にデメリットしかなく、お客様の負担が大きくなってしまう可能性があります。そのため、無理な返済計画はご提供しておりません。
債務整理後（任意整理・自己破産・個人再生）であれば、ローン審査が可能です。また、オトロンの自社ローンは金利が0円なので、返済スケジュールを組みやすくなります。頭金についても全額を事前に用意していなくても問題ありません。
予算や支払時期を考慮しながら柔軟に対応してくれるので、オトロンのスタッフと一緒に安定して支払いができるように調整していきましょう。
債務整理申請後や過去にブラックリストだった方はぜひご相談ください
オトロンでは債務整理後（任意整理・自己破産・個人再生）や、過去ブラックリストだった人が審査に通った実績があります。
自分の信用情報に不安がある人や、債務申請後に自社ローンの利用を検討している人は、お気軽にご相談ください。スタッフが親身に相談に乗ってくれて、柔軟に対応してくれます。まずは、ホームページから申し込みできる「仮審査」がおすすめです。
仮審査は本審査と比べて審査時間が短く、当日中に結果を確認できます。カーローンを利用できるかどうか検討する材料として活用するといいでしょう。また、仮審査は信用情報に履歴が残りません。仮審査の結果を基に頭金を設定したり、借入額を見直したりすることも可能です。仮審査を積極的に利用することをおすすめします。
オトロンでは公式ホームページから、仮審査の申し込みが可能です。
＼審査に通るか無料でわかる！／
自分にあった方法で車を購入しよう！
本記事では「債務整理中でも車のローン審査は通るのか」や「カーローンを組まなくても債務整理中に車を手に入れる方法」について解説しました。
今回紹介した方法や自社ローンをうまく利用すれば、債務整理中でもカーローンを組める可能性は十分にあります。しかし、支出が増えてしまったり負担が大きくなってしまったりするなどのリスクがあるのも事実です。
まずは仮審査を活用して、予算や借入額を見直してみても良いでしょう。販売店のスタッフに相談したり、仮審査の結果を参考にしたりして自分にあった車の購入を検討してみてください。
